うまれた日にみた「うまれる」
1年半前、うちの次男の体内記憶(誕生記憶)の取材を通して出会い、公開を待ちに待った映画「うまれる」を銀座シネスイッチで観てきました。
1組の夫婦の妊娠から出産を軸に、出産予定日に誕生死を迎えた夫婦、18トリソミーという不治の病を持つこどもを育てている夫婦、長い間不妊治療を受けた末にこどものいない人生を受け入れた夫婦、4組それぞれの物語。http://www.umareru.jp/story/
この映画を観た一人一人(もちろん観ていない人も)が人類の誕生からずっと続く「命のリレー」に参加していて、生後すぐに誰かが24時間ずっと世話をしてくれたから今の自分があるということが優しく力強く伝わってきました。
こどもを授かった人たちは自分が両親から受けとったバトンをわが子に渡し、こどもを授からなかった人、こどもがいる人生を望まなかった人も、社会的にリレーに参加しているのだという視点。 人それぞれ自分の役割を全うするために生まれてくるということ。
私の役割は何か・・・。今はまだ分からないけど、死ぬ時には「このために生まれてきたんだ」と言えるような人生にしていきたい。
あ、映画の最初の方でほんのちょこっとですが、次男がブランコを漕いでる姿と、その少し後に私がベンチに座って次男を見ているシーンが出てきました。ドキュメンタリーは撮影した映像の9割は使われないと聞いていたので、まさか出てくるとは思っていなくて、すごく嬉しいサプライズのバースデープレゼントになりました♪
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