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2007年5月 2日 (水)

『収ったり、出したり』

堀井和子さんの本『収ったり、出したり』(幻冬社)を読みました。

ずっとずっと気になっていた家中の物たちの整理整頓をしようと思っていた矢先に図書館で見つけました。

暮らし方が人それぞれ異なるようにしまいかたも人それぞれ違ってあたりまえ。世にあふれる収納術のHOW TOは参考になってもやっぱり結局最後は自分のスタイル。堀井さんいわく「収うというのはすごくプライベートなこと」。

読み始めてすぐに大きくうなづいてしまったのが「収えないものがはみ出たまま広がっていくと、人間のための空間が狭くなる。狭くなると、一日をのびのびゆったり過ごす気持ちが減るのだ。」という部分。以前から家の中の物たちがきちんと片付いてないとなんだか精神状態が良くなくなってくるように感じていたけど、こうやって言葉にしてもらってすごくすっとしました。

堀井さんちでは吟味されて選ばれた物たちが、居心地の良いスペースを見つけてもらって大切に収われています。北欧のコーヒーポット、1980年代初めに買ったという高級腕時計とでも交換できないぐらい大切な紙ナプキン、面白い形のカゴ、ほうろうのフライパン、皮の手袋などなどいろんな形のいろんな物がどうやって堀井さんちにやってきて、どうやって居場所を見つけてもらったのか。それぞれにストーリーがあります。

ものを真剣に選ぶ、何を捨て何をとっておくかを自分に問う、整理や片付けは気が向いたらいつでもやる、収いかたも自分の美意識を感じられるレイアウトでデザインする、などが堀井さんの収うルール。「私があれこれやっている収い方は、他の人には全く参考にならないと思う」と書いてあるけど、考え方としてすごく応用のきくものだと思いました。

そして堀井さんがルールのいちばん初めにあげたこと「出したら元の場所に収う」。簡単なんだけど、あたりまえなんだけど、よ〜くわかってるけど、ついつい守れないルール。これを守ればこんなに大変なことにならなかったんだよな〜とため息つきながら、物に侵食された部屋でパソコン打ってます・・・。

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