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2006年8月 6日 (日)

丹鶴城

和歌山県新宮市には丹鶴城の城跡があります。丹鶴城(別名:新宮城)は、慶長6年(1601年)に浅野忠吉が築城を開始した城で、明治の廃藩置県により廃城となるまで紀州藩新宮領支配の中枢として機能していました。

新宮川(熊野川)の河口にたつ、複雑な形の城跡は人気も少なく鬱蒼と繁る緑に囲まれています。ここもまた小さい頃からの私のお気に入りの場所で、石段や見晴し台のような場所を使って想像力逞しく遊びました。

川に面した側からは三重県との県境にかかる熊野大橋が見え、反対側には新宮市街、そしてもう一方は大平洋をのぞむ、まさに要塞としての役目を果たす場所にあります。

故・中上健次氏夫人の紀和鏡さんの小説『夢熊野』には丹鶴姫の生涯が描かれています。熊野三山それぞれの力関係や駆け引き、当時の暮らしの様子などとても生き生きと描かれ、1册読み終わる頃には長編映画を見たような気分になりました。

小さな城跡ですが、機会があればぜひ一度訪れてみてください。

Photo_29

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