« 芙蓉 | トップページ | 夏の風景 »

2006年8月30日 (水)

大門坂の夫婦杉

日本一の落差で有名な那智の滝の近くに熊野古道への入口の「大門坂」という場所があります。

駐車場で車を降りて、山とたんぼを眺めながら古い石垣のある瓦屋根の民家に挟まれた、とっても風情のある小道を進むと小さな鳥居が見えてきます。 古の熊野詣での人たちが着ていた時代衣装を借りられる「大門坂茶屋」の建物の先から、鬱蒼とした杉木立に囲まれた石畳の熊野古道が始まります。 この道は熊野三山のひとつである「熊野那智大社」に続く道です。

その入口の両側にひときわ大きく聳えたつ杉が樹齢800年の「夫婦杉」です。幹の周囲が約8.5m、樹の高さが約55mの杉。 この杉の間に立つと、その存在感に圧倒されそうになるほどです。寡黙で人に媚びを売らず、でも人を拒絶するわけでもなく、 そこに立ち続けた気の遠くなるような時間。この目眩のするような感覚に思いを馳せるためだけにでも大門坂を訪れる値うちは十分にあると思います。

|
|

« 芙蓉 | トップページ | 夏の風景 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/57634/3257851

この記事へのトラックバック一覧です: 大門坂の夫婦杉:

« 芙蓉 | トップページ | 夏の風景 »