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2006年7月30日 (日)

コエン・エルカさんのお話会で感じたこと

7月の初めのことになりますが、吉祥寺のけやきコミセンで行われた「コエン・エルカさんを囲むお茶とお話の会」に参加しました。

コエンさんは中央アジアの血をひくご両親の間でニューヨークに生まれ、祖父が移り住んだモンタナの大地で馬や狼と暮らし、ネイティブアメリカンの解放運動に参加して生きるか死ぬかという経験を経て、来日されたとても貴重な人生を送ってこられた女性です。現在は日本で伝統文化や仏教、考古学、環境問題、野生動物保護など様々な分野で活動されています。

とってもスリムな体型にとてつもなく大きなパワーを秘めたようなたたずまい、優しさと厳しさを両方あらわす力強い視線、無造作にまとめた髪には蓮の花の飾り。お話会が始まってからのコエンさんのまなざしはとても真剣で近寄りがたいような雰囲気を放っていますが、お話会が始まる前のコエンさんはとってもフレンドリーで、お話会が終わってから参加者のひとりひとりと会話をしている様子は包容力に溢れ、思わずハグしたくなるような親しみさえ漂わせていて、そのギャップがまたとても魅力的に感じました。

お話会の内容はコエンさんの生い立ちから始まり、「狼の社会について」「知恵と知識の違い」「人間の体も自然界の一部である」「癒し(極楽浄土)は今ここにある」「こどもに信頼される大人でいること」「自分の存在や価値を認め、今を大事に生きる」など一言では語りつくせない、様々な経験をされてきたコエンさんだからこその深いものでした。

たくさんのお話の中で一番印象に残ったのは「完全に強いものや、完全に弱いものというのは一つもない」というお話で、「どんな生き物も強さと弱さの両方を持ち、恐いと感じることは悪いことではなく、自分を守るひとつの方法である」というものでした。どんな人も必ず一面的ではなくさまざまな顔を持ち、状況によって強くも弱くもなったりするのではないかと考える私にとって、とてもすんなりと理解できるお話でした。多面的な自分と他人を認め、お互いに気分良くいられる時間を共有できるような人になりたいとあらためて感じたお話会でした。

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コメント

突然メール失礼いたします!
コエン エルカで検索していたら、このページに来ました。
今月27日(土)、秋葉原でコエンエルカさん(今回はタシナワンブリとして)
のお話と私のライヴというとても素敵なイベントがあります。
今回は
“自然のはなし/いのちのはなし”
そして私は
“いのちをうたう”

Candle JUNE/www.candlejune.jp
というキャンドルのアーティストが創り出す空間でのイベントです。
(昼間はアイヌの長老宇梶静江さんによる刺繍のワークショップ&お話もありますよ)
ぜひお越しいただけたらと思います。
イベント詳細は私のブログでご覧下さいね。
www.yoshiesing.com
よろしくお願い致します。
*チラシを送る事もできます。

投稿: Yoshie | 2009年6月17日 (水) 10時17分

はじめましてYoshieさん!コメントありがとうございました。

HP拝見しました。アイヌのお話と刺繍、音楽、キャンドル、自然といのちのお話、どれも興味深くて、ステキなイベントになりそうですね〜。

残念ながら今回は参加できないのですが、イベントの成功をお祈りしてますね。catface

投稿: aria | 2009年6月22日 (月) 10時18分

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» やっぱり必要~他人~ [不良品(仮)]
中学生の頃。 他人と自分を比較するなと言われた。 無理な話である。 そもそも、集団生活とは、他人と自分を比較するためにある。 自分が他人とどう違うのか。 自分がどういう位置にいるのか。 何が劣っているのか。 それを知ることは大事なこと... [続きを読む]

受信: 2006年8月 1日 (火) 19時30分

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